2026年度の介護支援専門員実務研修受講試験は、10月11日(日)に実施予定です。試験まで、あと2週間となりました。
ここまで勉強を続けてくると、「まだ覚えていないところがある」「別の問題集もやった方がよいのでは」と、できていない部分が気になり始めます。
ただ、残り2週間で試験範囲を最初からやり直す時間はありません。
ここから優先したいのは、これまで解いてきた過去問や模擬問題を振り返り、自分が失点しやすいところを絞って確認することです。
1.新しい教材には手を広げない
試験が近づくと、新しい問題集や直前対策教材が目に入りやすくなります。
しかし、この時期に新しい教材を最初から始めると、これまで取り組んできた内容の復習に使える時間が減ってしまいます。
まずは、今まで使ってきた問題集や教材を確認してください。
その中から、
- 繰り返し間違えた問題
- 正解したものの、選んだ根拠に自信がなかった問題
- 最後の選択肢まで迷った問題
- 似た制度や用語を取り違えた問題
を優先して解き直します。
一度も手を付けていない範囲を広げるより、これまで失点してきた問題を一つずつ減らす方に時間を使いましょう。
2.苦手分野を全部やり直さない
「要介護認定が苦手」
「地域支援事業が覚えられない」
「保健医療福祉サービス分野に自信がない」
このように考えると、復習する範囲が大きくなりすぎます。
たとえば、要介護認定に関する問題を間違えたのであれば、
申請
↓
認定調査
↓
主治医意見書
↓
介護認定審査会
↓
認定結果
という流れの中で、どこを間違えたのかを確認します。
地域支援事業の問題で迷ったのであれば、事業全体を覚え直すのではなく、問題になった事業の対象者、実施主体、内容などを確認します。
「この分野が苦手」と大きく捉えるのではなく、「この問題の、この部分が曖昧だった」と絞り込むことがポイントです。
残り2週間だからこそ、復習する範囲を小さくしていきます。
3.正解した問題の中にも復習が必要なものがある
直前期に見落としやすいのが、「正解したけれど自信がなかった問題」です。
たまたま選んだ答えが正しかっただけなら、本番で聞かれ方が変わったときに迷う可能性があります。
問題を見直すときは、
「なぜこの選択肢を選んだのか」
「ほかの選択肢は、どこが違うのか」
を自分で確認してみてください。
根拠を説明できない問題は、正解していても復習の対象です。
一方で、根拠を持って安定して解ける問題を何度も繰り返す必要はありません。
直前期は、自分の時間をどの問題に使うかも意識していきましょう。
4.間違えた問題は「もう一度解けるか」を確認する
解説を読んで理解しただけでは、本当に解けるようになったかは分かりません。
以前間違えた問題は、答えを見ずにもう一度解いてみます。
そのとき確認したいのは、単に正解したかどうかではありません。
問題文の条件を読み取り、選択肢を比較し、「この選択肢を選ぶ理由」を自分で判断できたかを見ます。
再び同じところで迷った問題は、試験直前まで確認する候補です。
問題集に印を付ける、付箋を使う、問題番号だけをメモするなど、すぐ戻れる状態にしておくと、10月に入ってからの復習もしやすくなります。
5.本番と同じ時間を意識する練習も続ける
介護支援専門員実務研修受講試験は、介護支援分野25問、保健医療福祉サービス分野35問の計60問で、試験時間は120分です。
残り2週間も、まとまった時間を取れる日には、時間を計って問題を解いてみてください。
ここで確認するのは点数だけではありません。
- 一つの問題で長く止まっていないか
- 最後の問題まで解き進められたか
- 迷った問題へ戻る時間を残せたか
- 後半になって問題文の読み方が雑になっていないか
前回の記事で確認した「60問・120分」の感覚も、本番まで維持しておきましょう。
直前対策も、必要なところを選んで活用してください
介護キャンパスでは、ケアマネ試験の直前対策として、過去問対策や頻出用語の確認など、試験前に取り組める記事を掲載しています。
残り2週間ですべてを読み直す必要はありません。
過去問を解いていて理解が曖昧だったところや、何度も迷う頻出用語など、自分に必要な内容を選んで確認してください。
頻出用語は短い時間でも確認しやすいので、移動時間や学習の合間にも取り組めます。
▼ケアマネ試験対策・直前対策はこちら
https://kaigocampus.com/category/shikaku-support/care-manager-exam/
残り2週間は、勉強を「広げる」より「仕上げる」
試験が近づくほど、まだ勉強していないところが気になります。
しかし、これまで過去問や模擬問題に取り組んできたのであれば、残り2週間で優先するものは、すでに手元にあります。
- 間違えた問題を解き直す。
- 正解していても迷った問題を確認する。
- 似た制度や用語の違いを整理する。
- 時間を意識して問題を解く。
この積み重ねで、自分が失点しやすいところを減らしていきます。
10月に入れば、いよいよ最終仕上げです。
今は新しいことを増やしすぎず、これまで勉強してきた内容を、本番で確実に使える状態へ整えていきましょう。
参考資料
厚生労働省「第29回介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」
厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施要領」
関連リンク
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