9月も終わりに近づき、介護福祉士国家試験の勉強を始めてから、ある程度の期間がたった方も多いと思います。
参考書、問題集、過去問、一問一答。
ここまで勉強を続けてきたからこそ、
「仕事の後は机に向かう気力が残っていない」
「以前より集中できない」
「勉強しなければと思うほど気持ちが重くなる」
と感じる日も出てきます。
介護職は、早番・遅番・夜勤など勤務時間が一定ではありません。勤務の忙しさや、その日の疲れ方にも差があります。
毎日同じ時間、同じ量をこなそうとすると、続けること自体が負担になることがあります。
この時期は、勉強量を増やすことより、無理なく続けられる形に整えることも意識してみましょう。
疲れている日は学習内容を軽くする
勤務後に疲労が強い日に、難しい問題を何十問も解こうとしても集中が続かないことがあります。
そんな日は、学習内容を軽くして構いません。
たとえば、
- 前日に間違えた問題を見直す
- 一問一答で基本用語を確認する
- 参考書の付箋を付けたページを読む
- 過去問の解説だけを確認する
といった内容です。
長く勉強できる日と、短時間の確認だけで終える日があって大丈夫です。
その日の勤務と疲れ方に合わせて、取り組む内容を選ぶ。
介護職には、この方法の方が現実的です。
夜勤明けは休養を優先する
夜勤明けは、強い眠気や疲労を感じることがあります。
その状態で新しい制度や専門用語を覚えようとしても、集中しにくい場合があります。
少し勉強するなら、以前解いた問題の確認や、一問一答など短時間で終えられる内容で十分です。
眠気や疲労が強い日は、勉強を休む選択もあります。
睡眠時間を削ってまで学習時間を確保しない。
長く勉強を続けるためにも、休養が必要な日はしっかり休みましょう。
「今日は何をするか」をあらかじめ決めておく
疲れていると、
「今日は何を勉強しよう」
と考えること自体が面倒に感じることがあります。
そこで、学習内容をあらかじめ3段階くらいに分けておくと便利です。
時間と余力がある日
過去問や問題集をまとまって解く。
勤務後で少し疲れている日
間違えた問題の復習や参考書の確認をする。
疲労が強い日
一問一答や基本用語の確認だけにする。
このように決めておけば、その日の状態に合わせてすぐ始められます。
毎日同じ量をこなすことより、続けられる形で学習を残しておくことの方が大事です。
予定どおりにできない日もある

介護の仕事をしていると、急な残業や勤務変更が入ることがあります。
予定していた勉強ができない日があっても不思議ではありません。
そんな日に、
「今日は何もできなかった」
「予定から遅れてしまった」
と考え続けると、翌日の勉強まで重くなってしまいます。
1日できなかったからといって、それまで積み重ねてきた学習がなくなるわけではありません。
翌日は、昨日の分をすべて取り戻そうとせず、その日の予定から再開するくらいで十分です。
何を勉強するか迷ったら、以前の誤答に戻る
勉強が進まないときは、以前間違えた問題を見直してみましょう。
たとえば、
「社会の理解で制度を混同していた」
「認知症の理解で原因疾患を取り違えた」
「生活支援技術で利用者の状態を読み落とした」
といった問題です。
以前の誤答には、自分が復習した方がよい内容が残っています。
新しい教材を探さなくても、過去に間違えた問題が、その日の学習材料になります。
少し時間を空けて解き直し、正解できれば、勉強が進んでいることも確認できます。
「短くても続けた日」を作る
まとまった時間が取れない日でも、
- 一問だけ解く。
- 一つだけ用語を確認する。
- 間違えた問題を一つだけ見直す。
これならできる日もあります。
毎日長時間勉強できる人ばかりではありません。
特に介護職は、勤務の時間帯も疲労の程度も日によって変わります。
だからこそ、短時間でも学習に触れる日をつくることが、再開しやすさにつながります。
学習を再開するときは、3つの手順で戻る
数日勉強できなかった後は、
「何から始めればいいか分からない」
「遅れた分を取り戻さないといけない」
と感じやすくなります。
そんなときは、最初から予定を組み直す必要はありません。
次の3つだけ確認します。
① まず前回の学習場所を確認する
参考書の付箋、問題集の印、過去問の誤答などを見て、最後にどこまで取り組んだかを確認します。
ここで新しい範囲を探す必要はありません。
「前回ここまでやった」と分かるだけで、再開しやすくなります。
② 間違えた問題を1問だけ解き直す
以前間違えた問題を一つ選び、もう一度解いてみます。
正解できれば、そのまま次へ進みます。
また間違えた場合は、参考書や解説で該当箇所を確認します。
最初の1問を決めておくと、勉強を始めるまでの負担を減らせます。
③ その日の学習量を決める
再開した日は、長時間勉強する必要はありません。
たとえば、
- 誤答を3問見直す
- 一問一答を10問解く
- 参考書を1項目だけ確認する
など、終わりが見える量を決めます。
予定より進められたら、そのまま続けても構いません。
まずは、「今日はここまで」と決めて再開することがポイントです。
数日空いた後に、いきなり以前と同じ学習量へ戻そうとすると負担が大きくなります。
前回の場所を確認する → 1問解く → 今日の量を決める。
この3つを決めておくと、勉強が止まった後でも戻りやすくなります。
まとめ|勉強疲れは学習の組み方を変えて立て直す
勉強が続きにくくなってきたら、次の点を見直してみましょう。
- 疲れている日は軽い復習にする
- 夜勤明けは休養を優先する
- その日の余力に合わせて学習内容を変える
- 予定どおりにできない日を引きずらない
- 迷ったら以前の誤答へ戻る
- 短時間でも学習に触れる日をつくる
9月から先は、ここまで勉強を続けてきた分、疲れを感じやすい時期でもあります。
調子が出ない日があっても構いません。
次の日に参考書を開く。
一問だけ解く。
以前間違えた問題を一つ確認する。
試験日まで勉強を続けるには、自分の勤務と体調に合わせて、また始められる形を残しておくことが大切です。
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