2026年度のケアマネジャー試験は、10月11日(日)です。8月も後半に入り、試験まで残された時間は限られてきました。
この時期、「介護支援分野が苦手だから、テキストを最初から読み直そう」「保健医療サービス分野をもう一度全部覚え直そう」と考える方もいるでしょう。
ただ、試験まで2か月を切った段階で広い範囲を一からやり直すと、かなりの時間がかかります。その一方で、すでに正解できている内容まで復習することにもなります。
8月後半のケアマネ試験対策では、過去問や問題集で実際に間違えたところを起点にして、必要な範囲へ戻る復習を進めていきましょう。
まず「何を間違えたのか」を具体的にする
問題を解いたら、正答数とあわせて、どのテーマで点を落としたのかを確認します。
たとえば、次のように具体的に見ていきます。
- 要介護認定の手続きや流れで迷った
- 地域支援事業に含まれる事業を取り違えた
- 疾病の特徴や症状の組み合わせを間違えた
- 成年後見制度など権利擁護に関する制度を混同した
「介護支援分野が苦手」と考えるだけでは、復習する範囲が広すぎます。
「要介護認定のどこで迷ったのか」「地域支援事業の何を取り違えたのか」まで確認できれば、テキストのどこへ戻ればよいかが分かります。
苦手な分野名を確認するだけで終わらせず、実際に失点したテーマまで絞ることが、この時期の復習では役立ちます。
間違えた問題に関係するところだけ読み直す
失点したテーマが分かったら、その内容が掲載されているテキストや解説を確認します。
たとえば、要介護認定の問題を間違えたのであれば、介護支援分野を最初から読み直す必要はありません。要介護認定の該当ページへ戻り、自分が間違えた内容を確かめます。
確認した後は、同じ問題をもう一度解いてみましょう。
問題を解く → 間違えた内容を確認する → テキストの該当箇所を読む → もう一度解く
この流れを繰り返すと、読む範囲を必要なところに絞れます。
特に、一度確認したにもかかわらず再び間違えたテーマは、優先して復習したいところです。
正解できているところまで毎回やり直さない

苦手意識がある分野は、「全部覚え直さないと不安」と感じやすいものです。
しかし、過去問で安定して正解できている内容まで毎回読み直していると、本当に確認が必要な問題へ使える時間が減ってしまいます。
たとえば介護支援分野の中でも、要介護認定では失点する一方、居宅介護支援の基本的な内容は安定して正解できているということがあります。
その場合は、要介護認定を優先して復習し、正解が続いている内容は確認の頻度を下げるという判断ができます。
問題演習の結果を見ながら、時間をかける場所を決めていきましょう。
間違えた問題には印を残しておく
これから9月にかけて問題演習を続けると、もう一度確認したい問題が増えてきます。
後からすぐ見直せるよう、間違えた問題や迷った問題には印を残しておくと便利です。
方法は簡単で構いません。
- 問題番号に○や印を付ける
- 付箋を貼る
- 問題番号だけノートやスマートフォンに控える
- 2回以上間違えた問題だけ別の印を付ける
新しく立派な「間違いノート」を作る必要はありません。ノート作りに時間を使うより、9月に見直したい問題がすぐ分かる状態にしておく方が実用的です。
2回、3回と繰り返し間違える問題があれば、そこは自分にとって失点しやすいテーマです。試験直前にも確認できるよう残しておきましょう。
8月後半は、失点するテーマを一つずつ減らす
試験までの残り時間を考えると、苦手分野を広く読み直すより、過去問や問題集で明らかになった失点箇所を優先する方が進めやすくなります。
今日の問題演習で間違えた問題があれば、解説を読むだけで終わらせず、関連するテキストの該当箇所まで確認してみてください。
そして数日後、同じ問題をもう一度解いてみます。
前回間違えた問題を、次は根拠を持って正解できるようにする。
8月後半からは、この積み重ねを意識して復習を進めていきましょう。
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