2026年度のケアマネジャー試験は10月11日(日)です。試験まで1か月を切り、ここからは、これまで覚えてきた知識を本番で使える形に整えていく時期です。
過去問や模擬問題を解いていると、
「前にも間違えた問題なのに、また間違えた」
「解説を読んだときは分かったのに、数日後には迷った」
ということがあります。
この時期に確認したいのは、単に正解を覚え直すことではありません。
なぜ同じ問題で迷うのか、どの知識と混同しているのかを確認することが、直前期の復習では大切です。
1.同じ問題を2回間違えたら、理由まで確認する
一度間違えた問題を、もう一度同じように間違えた場合は、その問題を優先して見直します。
たとえば、
- 制度の対象となる人を取り違えている
- どの機関や職種が行うのかを混同している
- 手続きの順番を正確に覚えていない
- 人数や期間などの数字が曖昧になっている
- 似た制度との違いが整理できていない
- 問題文の条件を読み落としている
といった原因が考えられます。
「また忘れていた」で終わらせず、どこで判断を誤ったのかまで確認することが必要です。
たとえば、要介護認定に関する問題であれば、「誰が申請するのか」「認定調査は誰が行うのか」「介護認定審査会は何を審査するのか」というように、間違えた内容を具体的に確認します。
2.正しい選択肢だけでなく、「なぜ他は違うのか」も見る
ケアマネジャー試験では、似た制度や似た表現の選択肢が並ぶことがあります。
そのため、正しい答えだけ覚えていても、聞かれ方が変わると迷いやすくなります。
最後の2つまで絞ったものの迷った場合は、2つの選択肢を並べて違いを確認してみましょう。
確認するポイントは、たとえば次のような内容です。
- 誰が対象なのか
- 誰が実施するのか
- いつ行うのか
- どの制度に関する内容なのか
- 義務なのか、努力義務なのか
- 例外があるのか
こうした違いが分かるようになると、同じテーマが別の聞かれ方をしても判断しやすくなります。
「この選択肢が正しい」だけでなく、「もう一方はここが違う」まで確認するのがポイントです。
3.その日の解き直しだけで終わらせない
間違えた問題を、その日のうちにもう一度解くと、正解できることが多くあります。
ただし、それだけでは、答えそのものを覚えている可能性があります。
そこで、少し時間を空けてもう一度解いてみます。
たとえば、
- 3日後にもう一度解く
- 1週間後にもう一度解く
- それでも迷ったら、試験直前にもう一度確認する
という方法です。
数日後でも、理由を説明しながら正解できれば、理解が進んでいると考えられます。
一方で、また同じところで迷った場合は、そのテーマが自分にとって失点しやすい部分です。
4.問題集には「間違えた履歴」を残しておく
試験が近づくほど、すべての問題を同じように復習する時間は取れなくなります。
そこで、どの問題で迷ったのかが分かるように、問題集に印を残しておくと便利です。
たとえば、
- ○ 根拠を持って正解できた
- △ 正解したが迷った
- × 不正解だった
- ×× 2回以上間違えた
というように分けます。
新しく立派なノートを作る必要はありません。
問題集に直接印を付ける、付箋を貼る、問題番号だけメモするなど、続けやすい方法で十分です。
10月に入ったら、「△」「×」「××」の問題を中心に見直せる状態にしておくと、直前期の復習がしやすくなります。
5.何度も間違える問題は、周辺の知識まで確認する
同じ問題を繰り返し間違える場合は、その1問だけを見直しても十分でないことがあります。
たとえば、要介護認定の問題で何度も迷うのであれば、
- 申請
- 認定調査
- 主治医意見書
- 介護認定審査会
- 認定結果
という一連の流れを確認します。
地域支援事業で間違える場合は、事業名だけを覚え直すのではなく、対象者や実施内容の違いまで確認します。
保健医療福祉サービス分野の疾病に関する問題で繰り返し間違える場合は、疾病名だけでなく、主な症状や特徴もあわせて見直します。
何度も間違える問題を入口にして、その周辺を整理すると、別の問題にも対応しやすくなります。
9月中旬は「また間違えた」を減らす時期
試験までの残り時間は多くありません。
ここからは、すでに安定して正解できる問題に時間をかけるより、繰り返し間違える問題や、毎回迷う問題を優先して見直します。
今日の問題演習で間違えた問題があれば、まず「以前にも間違えたことがないか」を確認してみてください。
2回目なら、その問題は優先して見直すべき問題です。
①どこで判断を誤ったのかを確認する。
②数日後にもう一度解く。
③それでも迷うなら、試験直前まで確認する問題として残しておく。
この繰り返しで、自分が失点しやすい問題を一つずつ減らしていきましょう。
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