〖児童福祉職員研修〗子どもに関わる職員のためのアンガーマネジメント入門|砂町友愛園 養護部様にて実施

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今回は、令和8年度 東京都登録講師派遣事業として、社会福祉法人 砂町友愛園 砂町友愛園 養護部様にて、「子どもに関わる職員のためのアンガーマネジメント入門」をテーマに研修を実施しました。

子どもに関わる職員は、日々の支援の中で、子どもの不安、戸惑い、反発、確認行動、試し行動などに向き合います。そうした場面では、職員自身の感情も大きく動きます。

本研修では、怒りを責めるのではなく、怒りに飲まれず、子どもが安心できる関わりを続けるための視点を、児童福祉の現場に即して共有しました。


1.研修概要

■テーマ
子どもに関わる職員のためのアンガーマネジメント入門
― 感情に飲まれず、安心できる関わりを続けるために

■開催日時
2026年7月7日(月)10:00~11:30(90分)

■主催・実施先
令和8年度 東京都登録講師派遣事業
社会福祉法人 砂町友愛園 砂町友愛園 養護部様

■実施形式:集合研修

〖研修プログラム〗

項目内容研修で扱った主な視点
導入本日のねらいと流れ怒りを責める研修ではなく、怒りの扱い方を学ぶ研修として位置づけました。
講義①怒りの感情が生まれるメカニズム感情労働、一次感情、問題となる怒り、コアビリーフ、「〜べき」思考を整理しました。
講義②アンガーマネジメントの3つのコントロール衝動・思考・行動のコントロールを確認し、6秒、コーピングマントラ、タイムアウトなどを取り上げました。
ワーク怒りに飲まれないための自己理解感情が動きやすい場面を振り返り、自分に出やすい反応と、その奥にある「〜べき」を言語化しました。
まとめ・振り返り明日からの一歩怒りは自然な感情であり、反射せず対応を選ぶことが、子どもの安心感を守る関わりにつながることを確認しました。

2.研修の様子

研修の前半では、子どもとの関わりを感情労働の視点から確認しました。

子どもに関わる仕事では、表情や言葉では落ち着いて対応しながらも、心の中では焦りや戸惑い、疲労感を抱えていることがあります。
その状態が続くと、声が強くなる、表情が硬くなる、注意が増える、距離を取りたくなるなど、関わり方にも影響が出やすくなります。

講義①では、怒りの感情が生まれる仕組みを整理しました。
怒りは人間にとって自然な感情であり、なくすことはできません。大切なのは、怒りを否定することではなく、感情に飲まれた言動を防ぎ、後悔しない対応を選ぶことです。

また、怒りの奥には、不安、焦り、心配、疲労、戸惑いなどの一次感情が隠れていることがあります。
さらに、自分の中にある「子どもはこうあるべき」「職員はこう対応すべき」といった思考のクセに気づくことで、怒りが強くなる仕組みを見直しやすくなります。

講義②では、アンガーマネジメントの3つのコントロールを確認しました。
衝動のコントロール、思考のコントロール、行動のコントロールを整理し、反射的に言葉を返さないための6秒、気持ちを落ち着かせるコーピングマントラ、安全を確認したうえで少し距離を取るタイムアウトなどを扱いました。

後半のワークでは、子どもとの関わりの中で、自分の感情が動きやすい場面を振り返りました。
子どもの名前や個別の事情には触れず、話せる範囲で、自分に出やすい反応や、その奥にある「〜べき」を言葉にしていきました。

今回の研修では、職員が自分を責めるのではなく、自分の感情の動きに気づき、早めに対応を選び直すことを大切にしました。
児童福祉の現場では、職員が落ち着いて関わり続けることが、子どもにとっての安心感にもつながります。


おわりに

アンガーマネジメントは、児童福祉現場における虐待防止や不適切な関わりの予防にもつながる大切な視点です。

怒りをなくすことを目指すのではなく、自分の感情に気づき、反射せず、子どもにとって安心できる関わりを選ぶ。
その積み重ねが、子どもとの信頼関係を支え、職員自身の心を守ることにもつながります。

ご参加いただいた皆さま、そして研修の機会をつくってくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。


児童福祉・保育分野のアンガーマネジメント研修をご検討中の皆さまへ

今回の研修では、子どもに関わる職員の皆様を対象に、怒りの感情が生まれる仕組みと、感情に飲まれず安心できる関わりを続けるための視点を、講義とワークで整理しました。

児童福祉・保育の現場では、

  • 子どもへの声かけが強くなってしまう
  • 注意や指導が増え、関係がこじれやすい
  • 職員の疲労や焦りが支援に影響している
  • 虐待防止や不適切な関わりの予防を学びたい

といった課題が起こることがあります。

ベラガイア17では、各施設・事業所の状況に合わせて、アンガーマネジメント、虐待防止、不適切支援防止、接遇・コミュニケーション、メンタルヘルスなど、実務に直結する研修を設計しています。
集合研修・オンライン研修とも対応可能です。

同様のテーマでの研修をご検討中の事業所様・研修企画ご担当者様は、
介護キャンパスの「お問い合わせ」または、ベラガイア17公式ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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ベラガイア17 公式ホームページ
https://bellagaia17.com/

梅沢 佳裕

ベラガイア17 人材開発総合研究所 代表
最新福祉情報サイト【介護キャンパス】主宰
梅沢 佳裕

社会福祉士・介護支援専門員・アンガーマネジメントファシリテーター他。
東京都を拠点に、介護・福祉事業所の人材育成、管理職研修、法定研修、制度改正対応、BCP、カスタマーハラスメント対策などをテーマに、研修講師・コンサルティング・執筆活動を行っています。

最新福祉情報サイト【介護キャンパス】では、介護保険制度、介護報酬改定、虐待防止、身体拘束廃止、介護記録、ケアマネジメント、人材育成など、介護・福祉現場に必要な情報を実務者目線で発信しています。
公的資料や最新通知を確認しながら、制度と現場実践をつなぐ分かりやすい解説を心がけています。

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