皆さま こんにちは ベラガイア17の梅沢佳裕です。
下記の日程で午前・午後の研修講師を務めさせて頂きました。
■テーマ:
【午前】高齢者ケアにおけるイライラ感情との向き合い方―アンガーマネジメントの取り組み方
【午後】介護職の”つなぐ力“を高める!―連携・情報共有と権利擁護の実践研修
■開催日時:2025年7月15日(火)午前9:30~12:30・午後13:30~16:30(オンライン研修)
■主催:一般社団法人 鹿児島県老人福祉施設協議会様
【研修プログラム】午前午後とも各180分
《午前の研修プログラム》
- 介護現場におけるメンタルケアの必要性
- アンガーマネジメントと怒りが生まれるメカニズム
- アンガーマネジメントの3つのコントロール
- 事例でみるアンガーマネジメント(グループワーク)
- アンガーマネジメントの実践
《午後の研修プログラム》
- 講義①:連携と情報共有の基本
- グループワーク①
- 講義②:介護職の役割
- 講義③:クレーム・カスハラ対応
- 講義④:権利擁護とニーズキャッチ
- グループワーク②
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今回の研修には、養護、特養、デイなど230施設以上、約350余の介護関係職の方のご参加をいただきました。
午前・午後とも介護職にとっては非常に重要なテーマともなっているため、多くの関心を寄せて頂けたのではないかと思います。
午前の研修では、プログラムの後半で、現場に即した実践事例を検討していただくワークを取り入れ、介護現場でどのような時にイライラ感情が沸き上がり、その感情はどこから来るのか原因を明らかにするためのディスカッションも行わせて頂きました。
感情をコントロールするためのスキル習得は、高齢者虐待防止などの観点からも、今や介護職の必須事項ともなっています。とても充実した研修時間となりました。
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午後の研修では、介護職の”つなぐ力“に焦点を当てて、3時間にわたって様々な事柄についてお伝えさせて頂きました。
研修の中では、いくつかキーワードがありまして、それが・・・
①連携の出発点は「気づく」→「伝える」→「つなぐ」
②ただ“気づくだけ”で終わらせず、それを“どう繋ぐか”が専門性(役割)
③介護職は多職種連携の鍵になっている!
介護職の気づきから始まる支援のバトン
こちらもワークを2つ盛り込んでおりまして、研修後半のワーク②では「困難事例から考える連携と記録」と題して、特養事例、デイ事例、養護ケアハウス事例とそれぞれの実践に近い事例を準備しディスカッションして頂きました。
午前・午後とも全体共有では、非常に積極的に発表もしてくださり、各グループで活発な意見交換がなされたこともうかがえる内容でした。
多忙な中、多数のご参加をたまわり、誠にありがとうございました。