皆さま こんにちは。
ベラガイア17の梅沢佳裕です。
このたび 川崎市主催・株式会社エヌクリエイション様運営 による
「消費生活サポーターフォローアップ講座」にて、
『高齢者の見守りに必要なコミュニケーション力』 をテーマに講義を担当いたしました。
地域を支えるサポーターの皆さまが多数参加され、終始温かく前向きな学びの場となりました。
【前半:信頼を生む関わり方と“安心を届ける技法”】
講義の前半では、見守り活動の土台となる “信頼を生む関わり方” を解説しました。
高齢者は不安や孤独を抱えながらも「本音を言えない」状況にあることが多く、支援者側の姿勢ひとつで関係性が大きく変わります。
声のトーン、表情、視線、間の取り方、椅子の座り方など、現場で見落としがちな細かな要素が、安心感や信頼の形成に深く関わることを丁寧にお話ししました。
続く講義②では、安心を届けるコミュニケーション技法を具体的に紹介しました。
たとえば、
・自然に気持ちを引き出す質問の仕方
・拒否反応の背景にある本当の困りごとの読み取り
・体調や生活リズムの変化を捉える観察ポイント
など、単なる「会話」ではなく、見守り活動に求められる専門性を踏まえたアプローチを重点的に扱いました。
【後半:事例を用いたロールプレイで実践力を磨く】
後半のグループワークでは、参加者を2〜3名の小グループに分け、複数の事例を使った ロールプレイ に取り組んでいただきました。
場面設定としては、
・声かけに応じない高齢者
・不安が強く、心を閉ざす高齢者
・体調変化をうまく説明できない高齢者
など、見守り活動でよく遭遇する状況を選定しています。
まずはグループで状況をどう読み解くかを話し合い、その後、順番にロールプレイを実施。
「どの言葉で安心していただけるか」「表情や声の柔らかさはどうか」など、相手役の反応を見ながら自然と試行錯誤が進み、非常に活気あるワークとなりました。
参加者の皆さまからは、
「声かけのタイミングの重要性を実感した」
「ロールプレイで、安心を届ける ‘間’ の大切さが分かった」
「見守り活動の不安が少し軽くなった」
など、多くの前向きな感想をいただきました。
地域を支えるサポーターの皆さまの真摯な姿勢に、講師として私自身も多くの学びを得る研修となりました。
ご参加くださった皆さま、川崎市の皆さま、そして運営のエヌクリエイション様に心より御礼申し上げます。
(筆・講師:ベラガイア17人材開発総合研究所 代表 梅沢佳裕)
