2026年度ケアマネ試験直前対策|保健医療サービス分野・頻出用語20

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ケアマネ試験直前対策の第2弾です。

第1弾の「介護支援分野・頻出用語25」に続き、今回は保健医療サービス分野を確認します

保健医療サービス分野では、高齢者の心身の変化、疾病、認知症、栄養、感染症、リハビリテーション、在宅医療、終末期、医療系介護サービスなどが幅広く出題されます。

今回は、直近5回のケアマネ試験(第24回~第28回)の出題内容を確認し、直前期にもう一度押さえておきたい20語を選びました。

各用語には、

・用語の意味
・過去5年の出題実績
・ここを確認
・プチ一問一答

を付けています。

「過去5年の出題実績」は、選択肢に用語が出ただけでは数えず、その用語や制度が設問の主要論点として扱われた回を基本に集計しています。

プチ一問一答では、症状や対象者、サービスの要件など、取り違えやすい部分を確認します。


1.フレイル・サルコペニア

フレイルは、加齢に伴って心身の予備能力が低下し、健康な状態と要介護状態の中間にある状態を指します。

身体面だけでなく、認知・心理面、社会参加なども関係します。早期に気づき、運動、栄養、口腔機能、社会参加などへ働きかけることで、状態の改善が期待できる点も特徴です。

サルコペニアは、加齢などに伴う筋肉量や筋力、身体機能の低下に関係する状態です。

フレイルとサルコペニアは関連しますが、同じ意味ではありません。

過去5年の出題実績:第28回|主要論点として1回
※第25・26回などでもフレイルや関連する身体機能低下が選択肢として扱われています。

👉ここを確認
フレイルは、適切な支援によって改善する可能性があります。

プチ一問一答

身体的フレイルと判定された高齢者は、すでに要介護状態へ移行したものと考え、改善を目的とした介入よりも、状態維持を中心に支援する。

解答:×

解説
フレイルは適切な支援によって改善する可能性があります。運動、栄養、社会参加などへの早期の働きかけが重要です。


2.バイタルサイン

バイタルサインは、生命活動の基本的な状態を把握するための指標です。

代表的なものに、

体温、脈拍、呼吸、血圧

があります。

医療・介護の現場では、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)なども、利用者の状態を把握する重要な情報として用いられます。

数値だけを見るのではなく、普段の値との違い、顔色、意識状態、呼吸の様子などもあわせて確認します。

過去5年の出題実績:第24・27回|主要論点として2回

👉ここを確認
高齢者では、重い病気があっても典型的な症状が出にくい場合があります。普段との変化を見る視点が重要です。

プチ一問一答

高齢者では体温の上昇がみられなければ、感染症の可能性は低いと判断できる。

解答:×

解説
高齢者では感染症があっても高熱が出ないことがあります。体温だけで判断せず、全身状態の変化を確認します。


3.褥瘡

褥瘡は、身体の一部に持続的な圧迫やずれなどが加わることで、皮膚や皮下組織が損傷した状態です。

寝たきりの人だけに生じるものではなく、車いすで長時間座っている場合や、ベッド上で半坐位を続ける場合にも発生することがあります。

発生には、

圧迫、ずれ、摩擦、皮膚の湿潤、低栄養、活動性の低下

などが関係します。

重症化し感染を伴うと、全身状態へ影響することもあります。

過去5年の出題実績:第26・28回|主要論点として2回
※第24回でも褥瘡に関連する知識が選択肢で扱われています。

👉ここを確認
褥瘡予防では、体位変換に加えて、栄養状態、皮膚状態、排泄による湿潤なども確認します。

プチ一問一答

車いすで座位を保てる利用者は、臥床時間が短いため、仙骨部や坐骨部の褥瘡については特に注意する必要はない。

解答:×

解説
座位でも坐骨部や仙骨部などに圧迫やずれが生じ、褥瘡が発生することがあります。


4.認知症

認知症は、さまざまな原因によって認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障が生じている状態です。

主な認知症には、

  • アルツハイマー型認知症
  • 血管性認知症
  • レビー小体型認知症
  • 前頭側頭型認知症

などがあります。

認知症の前段階として軽度認知障害(MCI)があり、認知症へ移行する人がいる一方、状態が維持されたり改善したりする場合もあります。

認知症ケアでは、本人の生活歴や価値観、思いを尊重するパーソン・センタード・ケアの考え方も重要です。

過去5年の出題実績:第24・25・26・28回|主要論点として4回

👉ここを確認
記憶障害や見当識障害などの症状と、本人を取り巻く環境や周囲の関わりによって現れ方が変わる症状を整理しましょう。

プチ一問一答

軽度認知障害(MCI)は認知症の一類型であり、診断された時点で認知症として介護・医療上の対応を行う。

解答:×

解説
MCIは認知機能の低下がみられるものの、認知症とは区別される状態です。


5.せん妄・高齢者の精神症状

せん妄は、意識や注意の障害を中心に、混乱、見当識障害、幻覚などが急に現れる状態です。

症状は一日の中でも変動しやすく、

入院や施設入所などの環境変化、感染症、脱水、手術、薬剤

などが誘因となることがあります。

高齢者では、薬剤の影響による精神症状や老年期うつ病などにも注意が必要です。

認知症とせん妄では、発症の速さや症状の変動などに違いがあります。

過去5年の出題実績:第24・25・27・28回|高齢者の精神疾患・せん妄を主要論点として4回

👉ここを確認
急に出現する/症状が変動しやすい/身体疾患や薬剤も原因になり得るという特徴を確認しましょう。

プチ一問一答

認知症のある利用者に急な見当識障害や幻覚が出現した場合は、認知症の進行による症状と考え、まず経過を観察する。

解答:×

解説
急な変化では、せん妄や身体疾患、脱水、薬剤の影響なども考える必要があります。


6.リハビリテーション

リハビリテーションは、筋力や関節可動域などの身体機能だけを回復させることを目的とするものではありません。

本人が望む生活を続けられるよう、

心身機能、活動、参加、生活環境

を含めて支援します。

終末期であっても、安楽な姿勢、呼吸のしやすさ、本人らしい生活の維持などを目的としてリハビリテーションが行われることがあります。

入院中から在宅生活へ切れ目なく支援をつなぐ視点も重要です。

過去5年の出題実績:第25・26・27・28回|主要論点として4回

👉ここを確認
リハビリテーションでは、身体機能だけでなく、活動や社会参加、生活環境まで含めて考えます。

プチ一問一答

終末期にある利用者へのリハビリテーションは、身体機能の改善が期待しにくいため原則として対象にならない。

解答:×

解説
終末期でも、苦痛の軽減や安楽な姿勢、生活の質を支える目的で行われることがあります。


7.栄養・低栄養

高齢者では、食欲低下、嚥下機能の低下、疾病、服薬、孤食、活動量の低下などから、低栄養になりやすくなります。

低栄養は、

体重減少、筋力低下、フレイル、感染症、褥瘡

などとも関係します。

栄養状態を確認するときには、食事量だけでなく、体重の変化、摂食動作、嚥下状態、口腔状態なども確認します。

過去5年の出題実績:第24・25・26・27・28回|主要論点として5回

👉ここを確認
栄養・食生活は、直近5回で繰り返し出題されている重要テーマです。

プチ一問一答

高齢者の体重減少は、活動量が少なくなることで自然に起こりやすいため、低栄養を判断する情報としての重要性は低い。

解答:×

解説
意図しない体重減少は、低栄養やフレイルを疑う重要な情報です。


8.口腔ケア・誤嚥性肺炎

口腔ケアには、大きく、

器質的口腔ケア
→ 歯、歯肉、舌、義歯など口腔内を清潔に保つケア

機能的口腔ケア
→ 咀嚼・嚥下など口腔機能の維持・回復を図るケア

があります。

高齢者では嚥下機能が低下し、唾液や食物、口腔内の細菌などを誤嚥することで誤嚥性肺炎につながることがあります。

食事支援では、食形態、姿勢、嚥下状態、むせの有無なども確認します。

食事の際に頸部を大きく後屈させる姿勢は、誤嚥リスクを高めることがあります。

過去5年の出題実績:第27・28回|口腔ケア・誤嚥予防を主要論点として2回

👉ここを確認
口腔ケアは、口腔内の清潔保持と口腔機能の維持・回復の両面から確認しましょう。

プチ一問一答

義歯を装着している高齢者の口腔ケアでは、義歯の紛失を防ぐため、原則として義歯を装着したまま清掃する。

解答:×

解説
義歯は外して清掃し、口腔内もあわせて清潔にします。


9.感染症・感染予防

高齢者は、加齢や基礎疾患などによって感染症が重症化することがあります。

感染予防の基本となるのが、**標準予防策(スタンダード・プリコーション)**です。

標準予防策では、

血液、汗を除く体液・分泌物・排泄物、粘膜、傷のある皮膚

などを感染性があるものとして扱い、必要に応じて手指衛生や手袋、マスク、エプロンなどを使用します。

また、感染症によって感染経路や有効な消毒方法は異なります。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎では、吐物や便の処理方法にも注意が必要です。

過去5年の出題実績:第24・26・27・28回|主要論点として4回

👉ここを確認
感染予防では、標準予防策+感染症ごとの感染経路や消毒方法を確認します。

プチ一問一答

ノロウイルス感染者の吐物を処理する場合には、アルコールによる消毒を中心に行えば十分である。

解答:×

解説
ノロウイルスの吐物等には、次亜塩素酸ナトリウムなどを用いた適切な処理が必要です。


10.在宅療養における医療的管理

在宅療養では、医療的な管理を受けながら自宅で生活する人もいます。

主なものには、

  • 経管栄養
  • 胃ろう
  • 中心静脈栄養
  • 在宅酸素療法
  • 人工呼吸療法
  • 腹膜透析
  • ストーマ

などがあります。

介護支援専門員は医療処置を行う職種ではありませんが、利用者がどのような医療的管理を受けているのか、その目的や生活上の注意点を理解し、医師、看護師、薬剤師などと連携する必要があります。

過去5年の出題実績:第24・28回|在宅療養における医療的管理を主要論点として2回

👉ここを確認
医療機器や処置について、何のために行うのか、在宅生活で何に注意するのかを確認しましょう。

プチ一問一答

胃ろうを造設している利用者は、感染を防ぐため原則として入浴を避け、清拭によって清潔を保つ。

解答:×

解説
胃ろうがあることだけを理由に、一律に入浴禁止とはなりません。皮膚状態や医療職の指示を確認します。


11.急変時対応・脱水

高齢者は、身体機能の変化や複数の疾患により、体調が急に変化することがあります。

急変時には、

意識、呼吸、脈拍、顔色、痛み、出血、麻痺、嘔吐

などを確認し、必要に応じて救急要請や医療職への連絡を行います。

高齢者は体内水分量が少なく、口渇を自覚しにくいこともあるため、脱水にも注意が必要です。

尿量の減少、食事・水分摂取量の低下、意識状態の変化なども手がかりになります。

また、高齢者の心筋梗塞では、強い胸痛を伴わない場合もあります。無痛性心筋梗塞を含め、息切れ、倦怠感、吐き気などの非典型的な症状にも注意が必要です。

過去5年の出題実績:第26・28回|急変時対応を主要論点として2回

👉ここを確認
高齢者では、病気があっても典型的な症状が目立たないことがあります。

プチ一問一答

高齢者の心筋梗塞では胸痛が主症状となるため、強い胸痛がなければ心筋梗塞の可能性は低い。

解答:×

解説
高齢者では、強い胸痛を伴わず、息切れ、倦怠感、吐き気などで現れる場合があります。


12.服薬管理・多剤服用

高齢者は複数の疾患を治療していることが多く、複数の薬を服用している場合があります。

加齢による腎機能・肝機能の変化などから、薬の作用や副作用が強く現れることにも注意が必要です。

薬剤による影響として、

眠気、ふらつき、転倒、食欲低下、便秘、せん妄

などが現れることがあります。

薬の数だけを見るのではなく、服薬によって利用者に不利益が生じていないかを確認することが重要です。

過去5年の出題実績:第28回|服薬管理を主要論点として1回
※他の回でも薬剤の副作用や多剤服用が選択肢として扱われています。

👉ここを確認
転倒やせん妄が増えた場合には、身体状態とあわせて服薬状況も確認します。

プチ一問一答

高齢者は腎機能が低下しやすいため、薬剤が早く体外へ排泄され、副作用は若年者より生じにくい。

解答:×

解説
薬剤の代謝・排泄が遅くなり、作用や副作用が強く現れる場合があります。


13.ターミナルケア・ACP

ターミナルケアは、人生の最終段階にある本人の苦痛を和らげ、本人らしく生活できるよう支えるケアです。

臨死期には、

  • 意識レベルの低下
  • 四肢冷感
  • 呼吸の変化
  • 尿量の減少

などがみられることがあります。

ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)は、本人が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有していく取組です。

本人の意思や価値観を中心に考え、状態や気持ちの変化に応じて話し合いを続けます。

過去5年の出題実績:第24・25・26・28回|臨死期・ターミナルケア・ACPを主要論点として4回

👉ここを確認
ACPは、本人の意思を一度決めて固定する手続ではありません。繰り返し話し合い、共有していく過程です。

プチ一問一答

ACPでは、本人の判断能力が保たれている時点で医療・ケアの希望を一度決定しておけば、その後に本人の意向が変化しても、当初の決定を優先する。

解答:×

解説
本人の意向は変化することがあります。必要に応じて繰り返し話し合い、共有します。


14.訪問看護

訪問看護は、看護師等が利用者の居宅を訪問し、療養上の世話や必要な診療の補助を行うサービスです。

主治医の指示に基づいて提供されます。

指定訪問看護ステーションでは、看護職員を常勤換算で2.5人以上配置することが人員基準として定められています。

必要に応じて、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置することもできます。

過去5年の出題実績:第24・25・27・28回|主要論点として4回

👉ここを確認
訪問看護は、主治医の指示、人員基準、介護保険と医療保険の適用関係を確認しておきましょう。

プチ一問一答

指定訪問看護ステーションでは、看護職員だけを配置することとされており、理学療法士や作業療法士を配置することはできない。

解答:×

解説
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を実情に応じて配置できます。


15.訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが利用者の居宅を訪問し、心身機能の維持回復や日常生活の自立を支援するサービスです。

実際の生活の場で、

  • 移動
  • 排泄
  • 入浴
  • 家事
  • コミュニケーション

などを確認し、本人の生活目標に沿った支援を行います。

退院後には、入院中のリハビリテーション内容やADL、生活上の注意点などを引き継ぐことも重要です。

過去5年の出題実績:第24・27回|主要論点として2回
※第28回でも訪問リハビリテーション計画に関連する知識が問われています。

👉ここを確認
訪問リハビリテーションは、実際の居宅環境や生活場面に合わせて行うことが特徴です。

プチ一問一答

訪問リハビリテーションは、自宅内で実施できる訓練に限られるため、屋外歩行や社会参加につながる生活動作を支援内容に含めることはできない。

解答:×

解説
本人の生活目標に応じ、屋外での移動や社会参加につながる支援も検討します。


16.通所リハビリテーション

通所リハビリテーションは、一般にデイケアとも呼ばれます。

介護老人保健施設、病院、診療所などに通い、心身機能の維持回復や日常生活の自立に向けたリハビリテーションを受けるサービスです。

居宅サービス計画が作成されている場合でも、事業所では通所リハビリテーション計画を作成します。

また、リハビリテーション会議では、本人・家族、医師、リハビリテーション専門職、介護支援専門員などが情報を共有します。

過去5年の出題実績:第25・26・28回|主要論点として3回

👉ここを確認
居宅サービス計画と通所リハビリテーション計画は、それぞれ役割が異なります。

プチ一問一答

居宅介護支援事業所が作成した居宅サービス計画に、通所リハビリテーションの目標と内容が詳しく記載されている場合、通所リハビリテーション計画の作成は省略できる。

解答:×

解説
通所リハビリテーション事業所は、居宅サービス計画を踏まえて通所リハビリテーション計画を作成します。


17.短期入所療養介護

短期入所療養介護は、利用者が介護老人保健施設、介護医療院、医療機関などへ短期間入所し、

医療、看護、介護、機能訓練、日常生活上の支援

などを受けるサービスです。

本人の療養生活を支えるとともに、家族の介護負担を軽減する役割もあります。

短期入所生活介護との違いも確認しておきましょう。

過去5年の出題実績:第25・26・27回|主要論点として3回

👉ここを確認

短期入所生活介護 → 日常生活上の介護が中心
短期入所療養介護 → 医療・看護・療養上の管理も含む

と整理すると分かりやすくなります。

プチ一問一答

短期入所療養介護は医療的な管理を伴うサービスであるため、要支援者は利用することができない。

解答:×

解説
要支援者には、介護予防短期入所療養介護があります。


18.看護小規模多機能型居宅介護

看護小規模多機能型居宅介護は、小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせた地域密着型サービスです。

「通い」「宿泊」「訪問介護」に「訪問看護」を組み合わせ、医療ニーズのある利用者の在宅生活を支えます。

対象は要介護1~5で、要支援1・2の人は利用できません。

サテライト型ではない事業所では、登録定員は29人以下です。

過去5年の出題実績:第24・26・28回|主要論点として3回

👉ここを確認
地域密着型サービス/要支援者は利用できない/登録定員29人以下を確認しましょう。

プチ一問一答

看護小規模多機能型居宅介護では、登録者の居宅サービス計画は、利用者が契約している外部の居宅介護支援事業所の介護支援専門員が作成する。

解答:×

解説
登録者の居宅サービス計画は、看護小規模多機能型居宅介護事業所の介護支援専門員が作成します。


19.介護老人保健施設

介護老人保健施設は、一般に老健と呼ばれます。

病状が比較的安定している要介護者に対して、医師による医学的管理のもと、

リハビリテーション、看護、介護、必要な医療、日常生活上の支援

などを提供し、在宅復帰や在宅生活の継続を支援します。

要支援1・2の人は、施設サービスとして介護老人保健施設へ入所することはできません。

過去5年の出題実績:第24・25・26・27回|主要論点として4回

👉ここを確認
介護老人保健施設では、リハビリテーション、在宅復帰、在宅生活の支援が重要なキーワードです。

プチ一問一答

介護老人保健施設は、長期療養を必要とする要介護者に医療と生活の場を長期的に提供することを主な目的とする施設である。

解答:×

解説
その説明は介護医療院に近い内容です。介護老人保健施設では、在宅復帰・在宅生活の支援が重要な役割となります。


20.介護医療院

介護医療院は、長期にわたり療養が必要な要介護者のための施設です。

施設サービス計画に基づき、

療養上の管理、看護、医学的管理の下での介護、機能訓練、必要な医療、日常生活上の支援

を一体的に提供します。

医療的な管理を行う機能に加えて、入所者が生活を送る施設としての機能も持っています。

介護支援専門員の配置も必要です。

過去5年の出題実績:第24・26・27・28回|主要論点として4回

👉ここを確認

介護老人保健施設 → 在宅復帰・在宅生活の支援
介護医療院 → 長期療養+生活施設

という違いを整理しましょう。

プチ一問一答

介護医療院は医療提供を中心とする施設であるため、入所者の生活の場としての機能やレクリエーション等は制度上想定されていない。

解答:×

解説
介護医療院は医療機能に加えて生活施設としての機能も持ち、入所者の日常生活を支援します。


保健医療サービス分野・頻出用語20を振り返ろう

これで、保健医療サービス分野の頻出用語20を確認しました。

直近5回の出題状況を見ると、特に繰り返し確認しておきたいのは、

  • 認知症
  • リハビリテーション
  • 栄養・低栄養
  • 感染症・感染予防
  • ターミナルケア・ACP
  • 訪問看護
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院

などです。

中でも、栄養・食生活は第24回~第28回まで5回連続で主要な論点となっています。

保健医療サービス分野では、医学的な専門用語を丸暗記するだけでなく、

  • どのような状態なのか
  • 高齢者ではどのような特徴があるのか
  • 生活にどのような影響が出るのか
  • どの医療・介護サービスにつなぐのか

まで整理すると、選択肢を判断しやすくなります。

また、

  • 認知症とせん妄
  • フレイルとサルコペニア
  • 訪問リハビリテーションと通所リハビリテーション
  • 短期入所生活介護と短期入所療養介護
  • 介護老人保健施設と介護医療院

など、似ている用語やサービスの違いも確認しておきましょう。

プチ一問一答で迷った項目は、解答だけを覚えるのではなく、選択肢のどこが誤っていたのかまで確認してください

追い込み期は、これまで学習してきた知識を整理し、迷う選択肢を一つずつ減らして本番につなげていきましょう。

あわせて確認|2026年度ケアマネ試験直前対策

▶ 介護支援分野|頻出用語25
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梅沢 佳裕

ベラガイア17 人材開発総合研究所 代表
最新福祉情報サイト【介護キャンパス】主宰
梅沢 佳裕

社会福祉士・介護支援専門員・アンガーマネジメントファシリテーター他。
東京都を拠点に、介護・福祉事業所の人材育成、管理職研修、法定研修、制度改正対応、BCP、カスタマーハラスメント対策などをテーマに、研修講師・コンサルティング・執筆活動を行っています。

最新福祉情報サイト【介護キャンパス】では、介護保険制度、介護報酬改定、虐待防止、身体拘束廃止、介護記録、ケアマネジメント、人材育成など、介護・福祉現場に必要な情報を実務者目線で発信しています。
公的資料や最新通知を確認しながら、制度と現場実践をつなぐ分かりやすい解説を心がけています。

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